埼玉県の口臭治療専門医が語る口臭を悩んでいる人たちの話 木馬歯科医院 電話04-2953-8422

埼玉県狭山市のイオン武蔵狭山店、木馬歯科の口臭治療で実際にあった話です。同じように口臭に悩んでいる方の力になればと思います。1人で悩んでいませんか?口臭を治して楽しい人生にしましょう。電話04-2953-8422 〒350-1305 埼玉県狭山市入間川3-31-5 イオン武蔵狭山店3F

笑顔になってもらえた。

笑顔になんとかなってもらいたい。

 

通院中のRさんは、人生おもしろくないと顔に書いてあるような人で

問診表に精神科に通院中、うつ病と書いてある。

 

 

 

主訴は「人生を面白くして欲しい」こういう言い方をする人はいません。

 

でも、結局は「幸せにしてもらいたい」。

来院する患者さんの主訴はこういうことではないかと思うのです。

 

わたしが不幸なのは、歯が痛いから。わたしが不幸なのは、歯がないから。

わたしが不幸なのは、歯が黒いから。

 

だいたいこういう感じではないかと思うのです。

 

今回のRさんの主訴は、今の入れ歯が合わなくて、食べると痛いし、よく噛めない。

だからよく合い、快適に食事ができる入れ歯を作ってもらいたい。

と言うことでした。

 

 

まず、初診では患者さんの話をよく聞くことです。

ただ聞くのではなく、よく聞くのです。

 

でもこの方は、うつ病のせいかもしれなくて、あまりよく話をしません。

 

 

それでも、言葉のキャッチボールは大事ですので、

答えやすいように質問しながら、話を聞き出しました。

 

 

 

口の中を診たら、歯垢だらけで、歯肉も腫れています。

今回、新しい入れ歯を作ったとしても、この状態では

半年後には、他の歯が抜けて、修理するか新しく作るようになるかもしれません。

 

 患者さんは、嘘は言いません。

本人は歯ブラシはしていると言うけれど、実際汚れは落ちていないのです。

歯ブラシを口の中に入れて動かしてはいるのですが。

 

みなさん口の中には良い菌も悪い菌もいます。そのことをまず知ってもらうために歯の汚れをとり、位相差顕微鏡で一緒に見ました。

 

 「なんですか、これ?」「どこから来たのでしょう?」

Rさんが驚いたように話しかけてきました。

 

「これは食べかすではないのです」「Rさんの口の中にいたものです」

私は説明しました。正しいブラッシングがなぜ必要なのか。放置するとなぜいけないか。

 

Rさんは今度はわたしの話をよく聞いてくれました。

 

 

Rさんに正しい歯ブラシの仕方を教え、実行してもらったところ、1ヶ月後にはブラッシングもかなり上達しました。

それと並行して、入れ歯の製作も進めました。

 

前回、診療室で完成した新しい入れ歯を使ってもらいました。

30分ほど使ってもらったところ装着感もよかったそうです。

本来なら、その場で食事してもらって感想を聞きたかったのですが、そうもいかないので、家で食事してもらい、1週間で不自由したことを聞きました。

そうしたところ快適に使えたという報告を受けました。

 

4ヶ月後に再会の約束をしましたので、これでしばらくは会うこともないでしょう。

 

そして、最後にわたしと一緒に記念写真を撮りました。

わたしはすぐに笑顔を作ることができます。

 

Rさんにも、笑うように促したら、今までに無いような笑顔を作ってくれました。

記念写真は大きく引き伸ばして、郵送するつもりです。

 

「玄関に飾っておいてね」と言って別れました。

 

うつ病の原因はわたしにはわかりませんが、無表情だったのが笑顔になったんです。